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少年ジャンプの感想 (No.15) 池沢春人先生新連載「ノアズノーツ」登場!

新連載「ノアズノーツ」登場

池沢春人先生の新連載、考古学ファンタジー「ノアズノーツ」が連載開始

 

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少年ジャンプ 第51巻15号 表紙は新連載「ノアズノーツ」

 

 

あらすじ

女子高生である寿未来(ことぶき みらい)はある日、石に埋め込まれた金属を発見する

 

そんな未来の前に突然、一人の考古学者がやってきた。ノア・ミナミ・アンバーバック教授、通称ノア教授。

 

彼が言うには、その金属は10万年前のカギで「西暦2022年」と書いており、未来から来た化石(NOTES)であること、自分はNOTES専門の考古学者であることを告げる

 

採掘現場であるという横浜に強制的に連れていかれた未来は、西暦2022年に作られた鍵穴のある開かずの扉に案内された

 

拾った化石を差し込み、先へと進むと、そこには廃墟となった「横浜みなとみらい」だった

 

そして、ノア教授は言った

 

目の前の街が西暦10万年と2022年前のものであり一度滅亡した人類であるということ、自分たちが生きている人類は10万年かけて歴史を繰り返した2周目の人類である、と

 

 

 

 

 

連載一話目のあらすじということで、作品の宣伝の効果も大きいだろうと思ってあらすじは細かく書いている

 

これが二話目以降の話になるとあまり事細かく内容を書くと、作者の利益を侵害する恐れが多くなるので、細かい描写などは省いたうえで、ジャンプ語りしたい

 

池沢春人先生の過去の連載作品①「クロガネ」、「ものの歩

今回の新連載作品を執筆した池沢春人先生は過去少年ジャンプで、僕の覚えの限り二つの連載をしている

 

 

クロガネ(2011年39号から2013年9号連載)

 

 

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クロガネ コミックサイト シーモア 試し読みから引用https://www.cmoa.jp/title/55860/

 

一つ目が高校生剣道部を題材にしたスポーツ漫画「クロガネ」(2011年39号から2013年9号連載)である

 

剣道という、一種の格闘技を題材にした漫画で、身体的能力ではなく「常人離れした目の良さ」を持つ人間を主人公に設定したことで、潜在能力はあるけど努力する主人公(黒鉄ヒロト)が誕生した

 

剣道は熟練するほどパワー・スピード以外の部分がとても重要になってくるので、「相手がよく見える」というのは、中学・高校剣道経験者の管理人からすると「お?、けっこういいね」と思わされてしまった作品

 

キャラ一人一人は個性的で、とても親しみやすくて、暑苦しくなりそうな剣道という題材の漫画でも、持ち前のあっさりした画風と必殺技でジャンプっぽい、なかなか良い漫画だった

 

しかし、あっさりした画風同様、全体的に当たり障りのない、深みのない漫画になってしまったのか、徐々に人気が下がり、他の漫画と比べても順番は後ろの方へ…

 

結局、連載一年ちょっとで(十分長い方だが)打ち切りとなってしまった。しかも、これから因縁の相手と最終決戦始まるぞ、ってところで終わってしまった

 

ほんの一握りでもいいからコアなファンを獲得できず、衰退していったか

 

多少漫画の雰囲気が変わってもいいから深みのある漫画を描きこんでたら、化けたのかなー、という持ったいない漫画だった

 

 

 池沢春人先生の過去の連載作品②「ものの歩

 

ものの歩」『週刊少年ジャンプ』(集英社)2015年42号から2016年34号まで連載

 

 

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 思考における視野が狭く要領が悪い主人公、高良 信歩(たから しのぶ)は、盤上遊戯である将棋に出会う漫画

 

一見、戦略ゲームでは致命的ともいえる思考の短所を長所に変え、将棋に生かしていく過程は面白い

 

しかし「クロガネ」同様、全体的に薄味なせいか、一年くらい連載が続いたものの、それ以上は続かない、クロガネ同様中期連載の結果になった。非常にもったいない

 

 

 

 

コアなファンを産み出す濃厚な漫画「デスノート」、「ハチワンダイバー」(素人目線)

 

薄味な漫画の特徴として、ある程度おもしろいし見やすいけど、圧倒的に読者をひきつけてくれるものにかける気がする

 

多少読者が、二回読み直さないとわからないくらいストーリーを練ってみるとか、作者のもっと濃厚な世界観みたいなもんを読者にぶつけてきてほしい

 

その世界観が合わなくて読むのを断念する読者もいるかもしれないが、それでも読み続けてくれる読者は、よりコアなファンになる。ただの読者じゃなくなる。

 

八方美人な漫画は、一瞬で終わらないかもしれないが、大ヒットもしない

 

 

作者の圧倒的な世界観で大ヒットしたものの例としては、「デスノート」とかがわかりやすい。心理戦や思考能力合戦で作者の描きたいものを読者にぶちまけた感じだ

 

決して読みやすいわけではないが、駆け引きが加速するストーリーに読者は圧倒された

 

 

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デスノート  コミック シーモアより引用 https://www.cmoa.jp/search/result/?header_word=%E3%83%8F%E3%83%81%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC


 決して読みやすいとはいえない文字だらけのコマ割りも、初めはしんどいが、複雑なストーリーを理解するためには不可欠なものだ

 

いつの間にか、強烈な文字数のコマ割りはむしろデスノートを感じるまでに読者は洗脳されてしまう(多分ね)

 

 

 

 

将棋漫画で作者の世界をぶちまけて、かつ長期連載した漫画は、ジャンプでないけど確かに存在する

 

その漫画が柴田ヨクサル先生の「ハチワンダイバー

週刊ヤングジャンプで2006年41号から2014年33号まで長期連載された将棋漫画

 

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https://www.cmoa.jp/title/37212/ 試し読みから引用


上記の試し読みから引用させてもらってるワンシーンはまだましな方で、他の戦いではさらに斜め上の盤外戦が繰り広げられる

 

これくらいの作者の世界観が強いまんがだが、この「ハチワンダイバー」は、将棋漫画であるにもかかわらず、単行本で35巻まで連載されている長期連載漫画である

 

一か八かで自分の世界観をぶちまけてれば、いつか大当たりをだすことができるのかもしれない

 

 

 

「ノアズアーツ」のこれから

池沢春人先生の新連載として、結構期待はしている

 

20週間以内で終わるような漫画ではないだろうが、今までの過去作品同様、一年前後で完結してしまう、そんな作品で終わってほしくない

 

10巻から20巻くらいまで続いてほしいが、薄い感じの作風に加えて、高度な学問系では、現在連載中のヒット中漫画「Dr.STONE」が連載しているのもあっているのもあって、相対的に早く連載打ち切りになってしまいそうな気がする

 

なんとか頑張ってほしい